今回は株式投資のスタイルについて解説していこうと思います。
また、自分の投資スタイルを見つけるにはどのようにすれば良いのかも考えます。
自分の投資手法は確立していますか?
もししていない方は参考にしてみて下さい☆
投資スタイル
大きく分けると
- デイトレード
- スイングトレード
- 中長期投資
このように分類することができます。
難易度的には
難 デイトレード>スイングトレード>中長期投資 易
個人的にはこう思っています。
デイトレード
1日の取引時間内で取引を終了させる手法です。
スキャルピングと言われる1日という時間軸よりももっと短い数分で売買する手法もあります。
主にテクニカル分析を用いて取引をします。
メリット
- 短期間で利益を上がることができる
- ファンダメンタル分析をする必要はない
デメリット
- ずっとパソコンとにらめっこしなければならない
- ルールを徹底できるメンタルが必要
- 板読み、歩み値、アルゴリズム売買の慣れが必要
こちらが向いている銘柄は出来高が多く、株価の上下が大きいものです。
短期間で利益を上げることができるということは、短期間で損失を出すことにも繋がるので経験が必要です。
なにより重要なことは損切りルールを徹底することです。
例えば想定より1%下がったらなにがなんでも損失を確定するなどです。
諦めが肝心でみるみる株価が下がっていき上がるだろうと思っていると大体大損します。
逆に利益がどこまで行けばOKというルールも必要です。
スイングトレード
2日以上株式を保有し、長くても1か月以内に取引を行う手法です。
テクニカル分析も活用できますが、日をまたぐのでファンダメンタル分析も重要になってきます。
メリット
- デイトレードより難易度は低い
- ずっとパソコンとにらめっこする必要が無い
- じっくり銘柄を選定することができる
デメリット
- 株価に悪影響を及ぼすニュースが流れた場合損失が大きくなる
- 利益確定させるタイミングが難しい
デイトレードと違いテクニカル分析では日足を用いるので比較的安定して利益を出していくことができます。
逆に下がった場合はデイトレードと同じように損切りラインを設定しておくことが必要です。
ただデイトレードのように1%で損失を確定させるようなラインには設定しません。
日で1%なんてざらにありますからね。
損切りラインを設定することは簡単なのですが利益が出てくると欲張ってしまうのですよね。
そしてピークよりも下がってきて「あーあ、あの時売っていればなぁ」と後悔することも多々あります。
また、外部環境に左右されることがありこれもまた悩ましいところです。
中長期投資
こちらは数か月以上持ち続ける手法になります。
日々の株価の上下に左右されないメンタルが重要です。
本来の企業への投資というのはこちらです。
メリット
- 長期で持つことにより配当金を得ることができる
- 一番安定した手法となる
- ほぼ放置していても問題無い
デメリット
- 利益が出るまでに時間がかかる
会社の概要や、どのような事業を行っているか、業績はどうなのか、時代の流れに合っているのかなど様々な要因を考えながら投資します。
この会社なら伸びると見込んでいたり、業績が安定していて高配当銘柄である場合に用いる場合が多いです。
自分に合ったスタイルは?
ではどのように手法を確立させればよいのかを考えてみましょう。
まず、自分が置かれている環境はどうでしょうか?
仕事をしている人は常に株価を見ることができないのでデイトレードは不可能ですね。
取引時間中にパソコンに張り付けることができるのであればデイトレードをすることは可能です。
次に、性格はどうでしょうか?
上にもちょろっと書きましたが、メンタル管理が非常に重要です。
なのでメンタルが弱い方はデイトレードやっスイングトレードには向いていませんね。
逆に、鋼の心の持ち主であればデイトレードに向いているでしょう。
株価の上下を気にする人は中長期投資、気にしない人はデイトレード、スイングトレードも組み合わせということが考えられます。
もう一つ、自分の運用資産はどれくらいあるでしょうか?
1億円以上持っていますという人は中長期投資で資産をどんどん増やすことができます。
逆に30万円しかありませんという人は中長期投資で資産を増やすことは時間がかかってしまうので、デイトレードはスイングトレードを選択せざるを得ないでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
自分の投資スタイルののヒントは見つかりましたか?
すぐにスタイルを確立することは難しいので色々試してみるのも大事です。
損した場合は割り切って勉強代だと思いましょう。
自分に合ったスタイルを見つけて安定して利益を出せるようになりましょう☆
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